そんなこともあり なんだかんだ 川口くんとは仲がいい。 といっても 今まで男友達がいなかった 私にとっての仲がいい、だから 普通の人にしたら 多少話す程度なんだろうけど。 なんて考えていたら 五時間目を終えるチャイムが ボーッとする頭に よく響いた。 川口くんも同じだったようで 驚いたように 辺りを見回していた。