龍之介…帰ってきてまた、謝ってくんのかなーなんて思って笑みが溢れた。 ガチャン! 噂をすればってやつかな? 龍之介が、肩で息をしながら部屋に入ってきた。 「菜々子大丈夫か?」 もう、すっかり熱も下がって元気になったあたしは起き上がりながら 「大丈夫」 と答える。 そんなあたしを見て、龍之介はホッとした顔を浮かべてた。 相当、心配してくれてたんだね。 しかも、思ってた通り申し訳なさそうな表情で 「ごめんな」 なんて言うから、つい笑ってしまった。