そのあと、龍之介はお粥や柚子湯を作ってくれて。 龍之介はこんなことも出来るんだって…また龍之介の、意外な一面を見た。 「ありがと、ね…龍之介」 ベットの中で、目を閉じながら言う。 そうでもしないと、素直じゃないあたしはありがとうなんて言えない。 「お礼なんて…いい」 そう言って、頭を撫でてくれている龍之介に軽く微笑んであたしはそのまま眠りについた。 もちろん、このあと龍之介があたしの頬に口づけし 「好きになって…」 なんて言っていたことに、気づくことはなかった…。