龍之介は黙ったまま、自転車を漕いでいる。 「ねぇって…」 そう言って、龍之介の肩に置いた手に少し力を入れた。 「うるせぇーお前が彼女だからだろ?」 真っ赤に染まった龍之介。 耳まで真っ赤にしちゃって。 龍之介ってこんなキャラでしたっけ?って聞きたくなった。 昨日といい、今日といい異様に優しい龍之介。 可愛い龍之介。 あたしとは大違い。