仮面舞踏会【短編二編】

真奈美は、テーブルの上にあった薬の袋を部屋へ持っていくと引き出しの奥へ仕舞った。

そしてパソコンに向かうとメールを書きはじめた。

---------------------

久しぶりにメールを書いてみました。  

実は、あなたに隠していることがあります。  

今まで勇気がなくて真実をうちあける事が出来ませんでした。 

隠し事は嘘と同じ罪があると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

---------------------


真奈美は送信をクリックした。

1時間後には返事が返ってきた。




+++++++++++++++++++++

僕はあなたのメールを読んで自分が恥ずかしくなりました。 

真奈美さんは勇気がありますね。

人間には、それぞれ事情があり

誰しも一度は嘘や隠し事などしています。

真奈美さんは、真面目で心の美しい方なのですね。

では、早急に会いましょう。

+++++++++++++++++++++



市ノ瀬は明後日に時間をつくってくれたが、気が重くなる一方だ。