仮面舞踏会【短編二編】

真奈美は寝る前に、久しぶりにパソコンを立ち上げてみた。

*1件の未読メールがあります*

未読メールをクリックすると市ノ瀬優樹と書いてある。

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お久しぶりです^^

真奈美さんの友達が、

あなたに成りすまして送信したメールだと 

打明けてくれました。

それに、僕は最後のメールを受け取ったとき

そのメールが真奈美さんではないことに気付いていました。

きっと何か事情があるのだろうと思っていましたので

いつか真奈美さんからメールが届くと信じていました。

もう一度あのクリスマスの夜に戻ったような気持ちで会いましょうか?

市ノ瀬 優樹

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涙で文字が滲んでいく・・・・

真奈美は返信をクリックした。




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あのクリスマスの夜・・・

会いたい気持ちを抑えながら  

市ノ瀬さんのメールを読んでいました。

そして、その気持ちは今も変わりません。

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そこまで入力すると、さっき占い師からもらった薬の袋を取り出した。

じっと見つめていたが、一粒だけ取り出して飲んでしまった。

もう一度傷ついてもいい・・・

今までの想いが溢れるように言葉が湧いてきた。