やばぁー 加藤くんは知ってるのかなぁ?! でも、お母さんたちは そんな私の心配を、まったく無視!! 「お隣だったなんてねぇ〜これから先ずっと仲良くしましょうね!?」 「もちろんよぉ〜!!」 キャハハハ 「桜坂って、やっぱり、おまえだったんだなぁ〜」 2階から、加藤くんの声がした。 「あ、加藤くん。」 玄関は、3階まで吹き抜けになっていた。 入った時は足元しか見てなかったけど、声がして上を向いたら、立派なシャンデリアがつるさがっていた。