ふふっ。まさか兄貴と理事長と生徒と言う関係になるとは―…。
人生って凄い!!!
なんて人生に感心してみる。
「あっ、じゃあこいつがお前の担任ね。」
昔みたいに笑い転けた後、
急に理事長ヅラしだす兄貴。
まっいいけど。
―…てか、担任って
「なんであっちゃん?」
扉から入って来たのは、
佐藤 惇 サトウ アツシ
兄ちゃんが総長の時に幹部だった人。
"あっちゃん"とはあだ名。
優しくて、でも怒ると怖いんだよね…
「あぁ"?誰だ俺をあっちゃんとか呼ぶのはぁ!!!」
はいっ、いきなり怒らせちゃいました。
どす黒い声を出すあっちゃん。
感動の再会―…とかないの?
しかも誰だなんて私が分からんのか!!!
「誰だと?私だよ私。1年A組黒瀬蘭だよ?知らねぇとは言わせねぇよ?」
だったら私が誰だか分からせてやるよ…。
「ら…蘭って―…」
「惇どんまい!!」
「えっちょ、涼さん!!」
今さら気ずいても…
遅いよ?
「―…」
私は指を鳴らしながらあっちゃんに近づいていった。
人生って凄い!!!
なんて人生に感心してみる。
「あっ、じゃあこいつがお前の担任ね。」
昔みたいに笑い転けた後、
急に理事長ヅラしだす兄貴。
まっいいけど。
―…てか、担任って
「なんであっちゃん?」
扉から入って来たのは、
佐藤 惇 サトウ アツシ
兄ちゃんが総長の時に幹部だった人。
"あっちゃん"とはあだ名。
優しくて、でも怒ると怖いんだよね…
「あぁ"?誰だ俺をあっちゃんとか呼ぶのはぁ!!!」
はいっ、いきなり怒らせちゃいました。
どす黒い声を出すあっちゃん。
感動の再会―…とかないの?
しかも誰だなんて私が分からんのか!!!
「誰だと?私だよ私。1年A組黒瀬蘭だよ?知らねぇとは言わせねぇよ?」
だったら私が誰だか分からせてやるよ…。
「ら…蘭って―…」
「惇どんまい!!」
「えっちょ、涼さん!!」
今さら気ずいても…
遅いよ?
「―…」
私は指を鳴らしながらあっちゃんに近づいていった。

