「入って来て下さい。」 シャッターが少し開いて結真の声だけが聞こえた。 結真。 後で色々教え込んでやるよ。 私と隼人は同時にため息をついた。 「蘭行こう―…。」 隼人は握っていた手を離してシャッターを上まで勢いよく開けた―…。 「―――――………。」 眩しい光。 今更だけど時間は夜。 静かな夜の時間。 でも此処だけはまるで朝のようだった。 優しい光が此処にある。