「―…。」 紅花との結果は歯も立たなかった。 流石"紅龍"総長か―…。 ひとつひとつに無駄が全くない。 蹴りをかわしたと思ったらすぐ殴りを入れられる。 悔しかった。 所詮"紅花"は女。 女なんかに負けないと思ってた。 でも、結果はこのざま。 "紅花"には傷一つない。 俺は完璧に負けていた。