蔵御堂 愁真
くらみどう しゅうま
奴は聞くところ女嫌いらしい。
それに理由はあるらしいが私はしらねぇ。
蔵御堂…どっかで聞いた事ある名前なんだけど、それが分からなくて私は色々な事を含めてシュウマを謎の女嫌い。と名付けていた。
そんな謎の女嫌いと今日はお留守番。
もちろん会話なんてない！！！
ねぇ。と言えば煩い。
なぁ。と言えば煩い。
おい。と言えば煩い。
どうやら奴は煩い。が口癖らしい。
私からして、何も煩い事してないのに、ってか、何もしてないのに避けられるのは気に喰わなかった。
だから―…
"謎の女嫌いを克服させてやる…"
そう思った私を誰も止められはしない―…。
作戦開始だ―…。
私は小さく呟き、行動にでた。
フフフ―…
不気味な笑いが自然とでる。
