でも何で? そんな時にリュウの事思い出す。 車のなか抱きつかれた感覚が―… 「蘭―…?蘭は誰を見てるの。」 そんな事を考える私に気付いたのか隼人は私の耳元で呟いて、私の首に頭をうめる。 その瞬間チクッとした痛みを感じた。 「隼人?何?」 首を触りながらさっきまでの隼人の温もりを感じる。 「んっ?それはねぇ、俺の蘭って印。」 また耳元で呟かれる。 隼人の"俺の蘭"ってのが嬉し恥ずかしくって私は「えへへ―…」と笑った。 そして部屋に向かう。 親父とリュウのいる部屋へと。 二人で―…