でもいいな こんなに温かい家族 私の家は……… 未だに私をどちらが引き取るかで揉めている 私は望んで産まれた子じゃないから 優詩が羨ましいなって思う 「芽依?」 優詩が私の顔を覗く 「あっいや……何でもない………」 目尻に浮かぶ涙を払い とっさに笑顔を作った 「無理して笑うな。 何かあったらここにいる奴らに言え」 優詩はやっぱり優しい 甘えちゃダメなのに 甘えたくなる .