美緒が帰るから私は病院の入り口まで一緒に行った。 『美緒来てくれてありがとうね。もう楽しかった!!』 「こちらこそ!」 美緒は自分のカバンの中を見回して何かを手に取った。 「はい、これ。健康に効くお守りだよ。」 『えっ!!いいの??』 「真波のために買ったんだから、貰わないとか言わないでね??」 『ありがとう!!』 思わず美緒に抱き付いた。