『ちょっと寒い』 「着る?」 着ていたパーカーを脱いで私に渡してきた。 『良いの? ありがとう。』 私はパーカーを着た。 「熱あるんじゃない?顔赤いよ。」 『ねぇ、顔に書いてあるとか赤いから熱あるとかやめてよぉ。』 「いや嘘じゃないって!!病室戻った方が良いかもよ?」 『えっ?』 「病室まで一緒に行くよ」 私は彼に連れられて病室に戻った。