体育館に着くまで
2人にいろんな話を聞いた。
2人は同じミニバス出身で
小学校も同じだったこと。
2人の家は隣どうしだということ。
小学校卒業と共に
こっちへ越してきたあたしにとって
幼なじみな2人はとてもうらやましかった。
そして2人は
「てか名字に君付けとか
なんか呼ばれ慣れないから
下の名前でいいよ」
と言ってくれた。
でも今まで下の名前で男の人を呼んだことなんて
ないに等しいあたしは
亮くん、颯太くんと呼ぶことにした。
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