まずは友リスからだな、と何かをし始めた。
「何してるの?」
と覗き込んだら何かの文章を作っていた。
「これか?メールボックスだよ。お前にメールすんの。」
「えっなんで?隣に居るじゃん。ってかどうやって出したの?」

にっこりと笑って馬鹿呼ばわりされる。
クソ…明日覚えとけよ。
「んじゃ、今送ったから…音鳴った?そしたらメニュー画面の一番上な。」


しばらくすると、ポーンと心地いい音がする。
カチカチいじって、メニュー画面を出す。
その右下が赤く光る。
「またいろいろ設定できるからスカイ様が今度してやるよ。
 で、メールを選択して…」
画面の向こうでも同じようにして説明してくれているのだろう。
分かりやすい説明だ。
言われるがままに操作していく。
すると目の前にメールボックスと呼んでいた画面が出てきた。
「俺からメール来てるだろ?あったらそれ選択して…。」

「おぉ!スカイと一緒のだ。
 …で、どうすんの?」
「まぁ、友達になりたいって人がこのメール送ってくるんだけど…
 そしたらここの承認を押す。嫌なら拒否の方ね。まぁ、拒否の方押してみろよ。」

スカイは覗き込みながら、さらに説明した。
ポチっと拒否の方を押すと、このユーザーからの希望を拒否をしますか?のようなメッセージが出た。
それもはいを選択する。
「ほら、そしたら相手に承認されませんでしたって、返信が来るんだ。
 次は友達になりたかったら俺をロックオンして?」