とにかく、よく分からなかったがパソコンにダウンロードして、ディスクトップの隅っこにショートカットキーができた。
コントローラーなどの接続や使い方なんかもレクチャーされた。
最後にIDとパスワードも作って、あとはログインしてキャラを作るだけになった。
「ここまで来るのに長かったぜ。」
「ご…ごめんっ!」
「まぁいいや。じゃ、俺は帰るから。
よっこらせ…と。んなら、また後でな。」
そう言って宮田は立ち上がって僕に向かって微笑んだ。
「て…手伝ってくんないの?」
「ちゃんとログインできたらなぁーっ!」
玄関に向かい、後ろ姿で手をヒラヒラさせた。
そのまま宮田は部屋を出て行ってしまった。
「ちょっと待ってよ…!
あ、行っちゃった…。後で、って…あ、そか。」
僕はパソコンの方に振り向く。
ディスクトップの画面の端に先程ダウンロードしたアイコンが新鮮な感じがした。
そのアイコンがなんだか僕の興味をそそる。
パソコンの側に寄り、じーっとアイコンを見る。
水色…どちらかというと、スカイブルーに近い涙型のクリクリした目が付いた生き物だった。
「涙型…?」
雨水の形のような、涙の形のような何か。
ゲームの中に出てくるマスコットキャラなのかな?
「…とりあえず、クリックしてみるか。」
カチカチ―
静かな室内にクリック音が響く。
ブゥン…。
パソコンの中身が忙しなく動く音がした。
コントローラーなどの接続や使い方なんかもレクチャーされた。
最後にIDとパスワードも作って、あとはログインしてキャラを作るだけになった。
「ここまで来るのに長かったぜ。」
「ご…ごめんっ!」
「まぁいいや。じゃ、俺は帰るから。
よっこらせ…と。んなら、また後でな。」
そう言って宮田は立ち上がって僕に向かって微笑んだ。
「て…手伝ってくんないの?」
「ちゃんとログインできたらなぁーっ!」
玄関に向かい、後ろ姿で手をヒラヒラさせた。
そのまま宮田は部屋を出て行ってしまった。
「ちょっと待ってよ…!
あ、行っちゃった…。後で、って…あ、そか。」
僕はパソコンの方に振り向く。
ディスクトップの画面の端に先程ダウンロードしたアイコンが新鮮な感じがした。
そのアイコンがなんだか僕の興味をそそる。
パソコンの側に寄り、じーっとアイコンを見る。
水色…どちらかというと、スカイブルーに近い涙型のクリクリした目が付いた生き物だった。
「涙型…?」
雨水の形のような、涙の形のような何か。
ゲームの中に出てくるマスコットキャラなのかな?
「…とりあえず、クリックしてみるか。」
カチカチ―
静かな室内にクリック音が響く。
ブゥン…。
パソコンの中身が忙しなく動く音がした。


