その先にはもう一つ職業が紹介されていた。
「ジョブは四つ、武器は十種類。だからこれが最後のジョブ。」
「…しーふ?」
「盗賊だよ。こいつら盗む系のスキルを持ってるからね。
戦闘はちょっと不得意かな?」
そうだ、他のゲームでも聞くやつだ。
戦士やガンナーに比べ装備は軽い物しか装備出来ない…。
状態変化に強い…。
他のジョブに比べ特殊なアバター、その雑誌の評価としては使い勝手は三角が付いていた。
長い抗議が終ると同時にダウンロードも終了した。
「んで、ダウンロードも終わったし、職業もこれで全部だけど…どれにするか決めたか?」
「えっとね…。うん、決めた。」
「お?戦士か?武器は?」
「レイピアにする。」
「ん…?レイピアはシーフの武器だぞ。はいはい、じゃあ剣士ね。
あ、キャラメイクは凝った方がいいぞ。名前は何にする?」
パソコンに向かいながら起用に喋るのを見ながら僕はワクワクしていた。
「名前は…フライでいいよ。」
「…フライぃ?」
「だってさーだってさぁー!僕の名前がさ、翔じゃん?だからフライ!いいでしょ!」
「ふーん…自分がいいと思うなら、別にいいんじゃない?」
「なんだよーっ!」
「別ぃー。ただ…俺、スカイって名前なんだよね。」
「…ふぇ?」
もっと重大な事かと思ったら、単に名前が似ているだけだった。
別にいいじゃん!と抗議してもどこか腑に落ちない様な、僕に対してそっぽを向いているようなリアクションしかしてくれなかった。
「ジョブは四つ、武器は十種類。だからこれが最後のジョブ。」
「…しーふ?」
「盗賊だよ。こいつら盗む系のスキルを持ってるからね。
戦闘はちょっと不得意かな?」
そうだ、他のゲームでも聞くやつだ。
戦士やガンナーに比べ装備は軽い物しか装備出来ない…。
状態変化に強い…。
他のジョブに比べ特殊なアバター、その雑誌の評価としては使い勝手は三角が付いていた。
長い抗議が終ると同時にダウンロードも終了した。
「んで、ダウンロードも終わったし、職業もこれで全部だけど…どれにするか決めたか?」
「えっとね…。うん、決めた。」
「お?戦士か?武器は?」
「レイピアにする。」
「ん…?レイピアはシーフの武器だぞ。はいはい、じゃあ剣士ね。
あ、キャラメイクは凝った方がいいぞ。名前は何にする?」
パソコンに向かいながら起用に喋るのを見ながら僕はワクワクしていた。
「名前は…フライでいいよ。」
「…フライぃ?」
「だってさーだってさぁー!僕の名前がさ、翔じゃん?だからフライ!いいでしょ!」
「ふーん…自分がいいと思うなら、別にいいんじゃない?」
「なんだよーっ!」
「別ぃー。ただ…俺、スカイって名前なんだよね。」
「…ふぇ?」
もっと重大な事かと思ったら、単に名前が似ているだけだった。
別にいいじゃん!と抗議してもどこか腑に落ちない様な、僕に対してそっぽを向いているようなリアクションしかしてくれなかった。


