last love


休み時間。

今度はリクから話しかけてきた。

リ『ね〜、メアド交換しない?』

チャラい…。アドレスは仲良くなって互いに…

マ『いいね!交換しよ』

リ『じゃまず、おとなりさん同士〜』

リクと赤外線通信をした。私は受信。

佐伯リク。誕生日とか住所とか細かい情報が入っていた。うち近くだ。

ヒ『じゃ、次はミキ』

「はいはーい」

私はちゃっちゃと済ませ、メールを送った。

ヒロキとマユミは近所らしく話が盛り上がっていた。

リ『お!きたきた。あれ…ケー番はぁ?』

残念そうに言うリク。

「あっ…ごめん。忘れた」
わざとだけど。

『言って』

「090、××××…」

『OK!サンキュ。どこに住んでるん?』

うわ。聞かれた。

『え!めっちゃ近所だよ!ビックリだ』

うん、知ってる。

『今日一緒に帰ろうよ』

え??早くない?

マ『私達も今日一緒に帰るんだ。途中まで一緒に帰ろうよ』

「そうしよ、そうしよ」

良かった〜。2人だけとか無理だよ。

ヒ『どうせなら出会った記念にカラオケでも行って、パーっとやろう!』

マ『あ!い〜ね〜』

ヒ『放課後が待ちきれないよ〜!!』

ふふ。なんか楽しいかも。友達としてだったら全然いいかも。


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