冷めやらない熱がある
私の中に

誰にも鎮めることのできない
冷めやらない熱が

それは
感情の海を渡り
激情の渦を起こし

しばしば私の頬を濡らす


それでもおさまらないこの熱は
いったいどこから
湧き上がってくるのだろう

そして
どこまで行くのだろう
行けるのだろう

誰にもわからない
私自身にも


ただひとつわかるのは

この熱があり続ける限り

私は私の道を行くのだ


何人たりとも

この熱を凍らすことなどできない