「…昼寝」 「まじかよ。ちゃんと授業出ろよ!」 「うん」 カーテン越しに話していたから、私は大地たちが居るベッドの方に向かった。 ―ジャラッ 「それよりさ…慧、起こすの手伝ってくんね?」 …ん? 私の事を犬扱いした永岡くんが気持ちよさそうに寝ている 「まぁ、いいけど…。」 「お。ありがと!」 「うん。」 「ならさ、こいつの耳元でわんって言ってくんね?」 …は? 何言ってんの野蛮人さんよ。