今夜もアナタと。

「ユアは俺に何を求めてるの?」




「何って……………」




セイの鋭い視線はなにを物語ってるのだろう…。










「ユア、変なことは考えるな」
















と、冷たく言い放ったんだ。







「なんで…、なんでそんなこと言うのッ!」





「それは…「あれ?セイ?ユアちゃん?」」





泣き腫らした目で後ろを振り返ると…、




………レイ?




「レイなんでお前が「あれ〜セイに泣かされちゃったかぁ」」




「………いや、そんなんじゃ…」




「さあ、行こう♪」




「えッ!?」




そういうとレイはワタシの手をとった。




「レイ、お前…」




「………セイ、女の子はそんなに器用じゃないよ」




二人の睨み合いはなにッ?




「じゃあ行こう」




「え、ちょ…ちょっと…」




ワタシはレイに連れられて…、セイは知らんぷりして反対側に歩き出した…なによ……。