**+...。夏海。...+**

あの日から一週間。わたしは、裕太とは喋ってない。そればかりか、鈴音とも。喋る気にならない。

「小田。ちょっといいか?」翔に呼ばれた。なんだろ?どうせ裕太のことでしょ?

わたしたちは裏庭にいった。

「なに?」わたしは言った。すると、翔は

「何があったんだよ!!あの日からお前だれとも話してないじゃねえか。俺、たしかに頼りないかもしれねぇけどよ…相談してほしいんだ…頼ってほしいんだよ…」翔はいった。

「翔は…わたしの味方なの…?」聞いてみる。

「ははっ!あたり前だろ?」って笑った。

「じゃぁさ…まだ、誰にもはなしてないけど…協力してほしいことがあるんだ…」

そしてわたしは、翔に協力を頼んだ。




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