「え?!鹿、今日鎌田先輩と登校してきたの!?」
「あーうん、なんか会った・・・」
「よく生きてこれたね、学校に」
「ほんとだよー!死ぬかと思った、話しててそんな雰囲気になったし」
「会話したの?!なのに無傷とか」
「うん、少しだけ。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「鎌田先輩、鹿のこと好きなのかなぁ」
「なんでそうなる!」
「や、あたしの感はよくあたるからさ」
「はるかのは感じゃなくて妄想でしょ」
「そんなことないって~」
その日の放課後、校門に鎌田先輩が立ってた
「よ」
「あ、どうもです」
そのやり取りだけでめっちゃ周りの人達にガン見された
「愛田 鹿じゃん生きてたんだな・・・」
「つか、鎌田の舎弟になったんじゃね」
「絶対そうだよ、話かけられてるじゃん」
生きてたって大げさな
あたしはなんとなくバツがわるくなってチラと鎌田先輩の方を見た
