【高校1年:春】 「…俺、弱くなったな」 「なんでぇ?」 「ん?だって…」 ? ………誰だ? 「誰だ!?」 俺は寝てた体を起こし、相手の顔を見た。 「………さくら?」 「違うよ!私は横須賀 麻裕!麻裕って呼んで」 麻…裕…? さくらじゃ無かった? でも… 外見だけじゃない… 声、しゃべり方… すべてが似ている… いや…、さくら本人だと思った。 「え!ちょっ、泣かないでよぉ…。」 泣かないでって… 泣いているのか…俺は。 そう思うと冷たい物が、頬を伝った…。