「やさしい詩」

遥か遠い存在
あの日咲かせた花は咲いている

言葉にしてしまえば
何だか薄まっていくそんな気がして

初めはただの「空気」みたいなモノ
いつしか僕が生きていく為に一番大事な者に

いつだって此処に
誰に見えなくても座ってる
それは「永遠」に
続いていく・・

一枚の写真の中
あの日輝いていた華が写っている

涙が流れてしまえば
すっきりするそんな気がするけど悲しくて

君は僕の「天使」みたいなモノ
君なき世界を僕が生きていくそれを見守る者に

いつも此処にいる
僕は誰かに嘘をついている
それは「永遠」に続いてく

あの日君は二人の「未来」に
嘘をついたけれど・・

君が僕に嘘ついた
いつも僕は微笑みで返した
優しい嘘だと知っていたから

遥か遠い存在
あの日咲かせた花は咲いている