(ある夏の日の朝、僕らは向日葵になる。)

星空のシャンデリアの下、
僕らはいつまでも話をしていた

何となくね、今日は家に帰りたくなくて
あの丘で話をしようよ・・

僕は君に手を引かれて、パパとママの事考えないようにした。

君と僕の背中に、ゆっくり太陽が昇る・
並んで帰る僕らは、ヒマワリだよ・・
太陽をバックにして、大きく呼吸して
頑張って咲いている、ヒマワリのように

どうして楽しい時間は、
こんなにも早く過ぎちゃうんだろう

ボンヤリ、青白く世界は今スローに
ゆっくり動き始めた・・

君と僕の背中に、ゆっくり太陽が昇る・
並んで帰る僕らは、ヒマワリだよ・・
太陽をバックにして、大きく呼吸して
頑張って咲いている、ヒマワリのように

伸びていく影が、あの丘の向こうで・
交わってキスして、ヒマワリみたい・・
僕より手が早い、その影を見習って
僕らもキスをした、ヒマワリの前で・・

ある夏の日の朝、僕らは向日葵になる
この夏で一番、咲いた向日葵