「びいどろ」

手練手管を操り
幻を見せる
美しい金魚は
びいどろを泳ぐ

信じる事を誓いに変えても
疑われるのは
遊女の運命

このまま何日も待ち続けたら
きっと狂う・・
もっと焦がれる
何百人の男がいても
足りない・・
埋められない
今宵もその名を抱いてるでしょう

狭いびいどろ飛び出し
死んだ金魚
美しい金魚で
在り続ける事捨てて

体当たりして泣いて
惚れてはまけ、
そして勝ってはまけ

このまま何日も待ち続けたら
きっと狂う・・
もっと焦がれる
何百人の男がいても
足りない・・
埋められない
今宵もその名を抱いてるでしょう