心の声

冬に残した足跡は
水に溶けて何処かに流れる
記憶は嘘をつかず
心立ち止まり安らぎ求める

陰は何度も廻る
その度に巡り逢う

この胸は病み暗い闇に堕ちて行く
君に逢えるなら
堕天使になる・・

月は半分欠けて
夜空をもう随分彷徨う
目眩が幻を写す
心振り返り君を探し始める

星は何度も堕ちる
鈍色の月を見ている

この羽では上手く飛んで往けず
「さよなら」するよ
君がいない世界に・・

醒めない夢 永遠の誓い
今、果すよ

この胸は病み暗い闇に堕ちて行く
君に逢えるなら
堕天使になる・・

今、逢いに逝くよ
心の声に従う。