To carve

君が存在した世界は 
独りでは広すぎる

此処からは逃げない
逃げ出せないだけ

落書きばかりのキャンヴスを
この手で破り捨てる
幾千の白い欠片が舞い堕ちたら

To carve
僕は永遠を描き続けている
本当と嘘
季節が何度も通り過ぎる おぼろげに


この世界から逃げ出さない
何処へ行っても同じ
地平線に今日の陽が沈む
何処かを朝にする為

落書きばかりのキャンヴス
この手で破り捨てる
幾千の白い欠片 舞い堕ちる

The false person is good.
僕はずっと、永遠を描き続けた
For you and me
忘れないように心に刻むように

螺旋階段立ち止まる度に
幻とモノクロは増えて
更にこの胸の奥深く目指す
そして僕は朝まで探す

夢から醒めた朝は全て忘れ
それでも、面影を探して
諦めずに螺旋を更に降りていく