「未完成恋愛論-序章ー」

悲しい雨は心を伝い雫なって溢れる
この胸の空白埋められない
君の笑顔しか描けないキャンバス
想い出すと世界は滲んでいる

どんな絵の具でもあの頃の輝きは表現できない

世界中でただ一人愛した人
未来永劫変わらない

寂しい時は瞼を閉じて走り出した
ずっと遥か君のいる場所へ

新しい朝は未完成のキャンバスに光あてる

描きかけの愛した人
何処へも行けない

失ったからそれともこの心で生きているのか?
恋愛論を果てしなく続く

世界中でただ一人愛した人
未来永劫変わらない

描きかけの本当に愛した人
何処へも行けない