「だから、最初から言っておけば良かったんだ。俺が、未来から来た事」 「だってぇ…」 あたしは顔を歪めながら、久遠を見る。 「とりあえず、今からでも言うしかないだろ」 「えぇ!?無理!!」 「じゃあ、俺が言うか?」 「それも無理!!」 あたしは首を激しく振る。