転校生はまさかの…!?


あたしは声の方を向く。


「久遠!!なんでここに?」
「いや、梓疲れてる顔してたし」
「…心配してくれてたの?」
「まあ、な」


久遠は軽く頷く。


「あり…がと」

あたしは涙目になりながらお礼を言った。