「お母さん、よかったね」 「ごめんね梓。心配かけたね」 「ううん…あ。これからはたくさん手伝うから、なんでも言ってね」 「そうね」 お母さんは笑う。 「今日も、ずっと一緒にいるからね」 「何言ってるの!!」 「え…」 お母さんはあたしを見る。