一目惚れ。
君と初めて会った日。初めて会った気がしなかった。あの日まで私は君の名前も顔も声も匂いも何も知らなかった。君という存在を…。
あの日会っていなかったら今、私はきっとまだ君を知らないままでいたと思う。名前も顔も声も匂いも何もかも。
廊下ですれ違っても、もしかしたら何かの拍子に会話をかわす事があったとしても、何も思わないんだろうな。同じクラスになっても、きっと何も思わないんだろうね。
その方がよかったかな。何もしらないままが一番よかったのかな…。
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