「あんまり状況が飲み込めないんだけど…」
「谷畑家だけで納得されてもねえ…」
みんな何かに納得できてないようす。
瞬さんまでもが何か戸惑ってるように見えるんだけど。
「だからー。
この瞳と抱き合ってた自称イケメンの馬鹿は、アタシたちの兄の谷畑拓哉で。
この美人だけど腹黒そうな人がその奥さんの愛海さん。
そして瞳はブラコン。
拓哉はシスコン。
こんだけいっちゃってるから、宮脇部長が間違えたようにカレカノと間違える人多いんです」
「馬鹿はないだろー。
まあいいや。
亜月と瞳の兄の拓哉です。
よろしくー♪」
「腹黒いって亜月には言われたくないわよ!
妻の愛海で、娘の姫李です~」
なぜか自己紹介。
つかブラコンで結構。
シスコンで結構ですから。
「つかそこの綺麗な顔したイケメンくんは、瞳の彼氏?」
タクがアタシに聞いてきた。
彼氏…、なのかねえ、一様。
でも好き同士じゃないんだし。
そもそもアタシ何にも言ってないし。

