シュンってしてると、頭にずしっと圧迫感。
見上げれば瞬さんのでかい手。
「どうした?」
ああ、なんでこの人はいつもピンポイントでアタシのキュンってするところを突いてくるんだろうか。
顔が熱い。
「ひと「じゃあー亜月さん迎えに行きましょうか♪」
瞬さんは何か言いかけたけど、菜々美の声に遮られた。
そして小さくため息をついた。
「じゃあ車乗って。
あ、健太は助手席だから」
「はあ?
お前の隣とか遠慮する。
俺瞳ちゃんの隣がいいもーん☆」
「ばかやろ。
人の彼女に手ぇ出すんじゃねーよ」
「関係ないね!
俺の仕事相手は人妻だ!」
「開き直ってんじゃねーよ、ばーか。
さっさっと乗れ、あほ」
瞬さんって…、健太さんといると喋り方がすごくくずれる。
そっちのほうが良いって思うアタシは変?

