健太さんのほうを見て微笑して、アタシの存在に全く気づいてない。
ソファに並んで座ってるのに、アタシには全く無関心なのか、こっちを見ることもしない。
だけどアタシは、このイケメンから目が離せないでいる。
健太さんとはまた違ったかんじの雰囲気を漂わせた人。
健太さんは男らしい顔つきで体つきもガッシリしている。
だけどこの人は、綺麗な顔をしていて、華奢だけど肉付きはよさそうなかんじ。
「瞬、何で今日寝坊した?」
健太さんが口を開いた。
顔は笑ってるけど、内心怒ってそう。
「昨日、親父のせいでおっさん共の飲み会に連れて行かれてさあ。
酒とか別に好きじゃねーのに、ずっと飲まされたし。
まぢ頭いてえ…」
ソファの向かいに座り、なぜか急に愚痴りだした。
頭をかく仕草もカッコいい。

