健太さんを見上げると、男の人にチョップを食らわしていた。
「お前飲みすぎだ。
酒臭い、まぢで。
10分でシャワー浴びて来い」
そう言うとぴくっと動き、のそのそ部屋の中へ入っていった。
口はあんぐり開いたまま。
目はその人を追っていた。
「ごめん、瞳ちゃん。
もう10分待ってくれるかな?」
「あ、はい…」
「じゃあ中入ろうか」
まぢ、誰?
あの人は。
顔は全然見えなかったけど、身長はかなり高そう。
健太さんの知り合いなのはわかったけど、ホントに誰?
いや、まぢで。
だけどそんなことを聞けるはずもなく。
健太さんの後に続いて家の中にはいっていくことにした。

