「「「「「「うらやましい~」」」」」」
悠が居なくなったとたん、女子からこんな声。
目をパチパチさせてると、菜々美がアタシの横にきた。
「瞳。
悠馬はね、誰にでも優しいでしょ?
しかもイケメンだし、運動神経抜群だし、頭も何気いいし。
この学校の女子からは、モテモテなんだから。
皆はその悠馬と仲がよくて、しかも誕生日プレゼントまで貰ってる瞳が羨ましいの。
この学校で悠馬に興味ないっていったら、アタシと瞳ぐらいなんだから」
…と、まあ菜々美の説明に頷くと、皆がすごい勢いで首を縦にふった。
そうなんだ。
皆からしたら悠馬は憧れなんだ。
でもアタシからしたら、悠馬は小さいころからずっと一緒だし、兄弟…、家族みたいなかんじなんだけどなあ…。
口を尖らせると、菜々美に頬をつままれた。

