今回導花線は、キリと悪魔の千年回廊の世界であるニーベルングでドラゴンを描く際、牙と爪と翼膜のあるコウモリのような翼をそなえた西洋的な竜でありながら、いわゆる爬虫類っぽいウロコ姿ではなく、フサフサの羽毛に覆われた姿の生き物として登場させました。

これには、昔観たミヒャエル・エンデのネバー・エンディング・ストーリーの映画版に登場したモフモフの白いドラゴンのイメージもあったりするのですが……

実は、

近年明らかにされつつある、恐竜事情(?)が関係していたりします。


そう!


かつて地球上にも実在したドラゴンたち──でっかいトカゲこと恐竜!

子供の夢とロマンの象徴──恐竜!

大人にとっても夢とロマンの太古の巨大生物──恐竜!

今も昔も変わらぬ魅力あふれる怪獣──恐竜!


しかぁしっ!

今と昔とでは、この恐竜たちの姿が大きく変わったことをご存じでしょうか?


導花線の大好きな映画に「ジュラシックパーク」という昔の恐竜映画があるのですが……

昔は、この映画に登場する恐竜たちのように、恐竜というのは現代のオオトカゲやイグアナみたいなむき出しのウロコのような皮膚に覆われた姿だと思われていました。


ところが!

それはモハヤ前世紀の人間たちが想像した古い姿。


今の恐竜図鑑や恐竜展を覗いた方ならわかると思うのですが、21世紀の子供たちが知る恐竜というのは……


そう、モフモフ毛や羽毛に覆われているΣ(OДO;)