ちなみに日本では、しっぽで見分ける化猫ですが、海外では背中に悪魔のように翼が生えた黒猫なんかが化猫として恐れられているようです。

実際に、しっぽが初めから二本に分かれているような奇形や、事故によって二つに裂けることは考えられますので、日本の「猫また」は見間違いも含めて、昔の人が「見た!」と言って騒ぐのもわかるのですが……

背中に翼生えた猫って……自然界にいるのか!? っていう(笑)。

考えられるのは、四肢の異常で背側に前肢(状の器官)が追加で二本出てしまうケースとか、毛がそこだけ異常に伸びたりとかしてる(?)ような場合でしょうかねえ?

なんてことを、海外で翼が生えた不吉な猫が見つかって、ビビった住人に殺された、なんていう写真を見ながら思ったりしますが。

作り物じゃん? とも思います(^^;)

でもかわいそうに。
日本にいたら羽なんて生えてても殺されることはないんでしょうにねえ。

こんな化猫文化の違いを知るとちょっと面白いです。
だって、翼が生えた猫の話なんて、日本には全くないじゃないですか。逆にしっぽが増えた猫の話なんてのも海外にはないと思うんですよ。

夢のないことを言ってしまえば、どちらも実在しないことの一つの証明だということになっちゃいますが、所変われば妖怪も変わる、ということでしょうねえ。