そしてアクション。

ストーリー的には、ラストに命がけの決闘という、山田洋次監督の藤沢三部作と同じ流れだったのですが、実力が拮抗して血まみれで泥臭い壮絶な斬り合いをするたそがれ清兵衛や隠し剣鬼の爪、静寂と緊迫感のある盲人ならではの闘いになる武士の一分などとは違って、この花のあとは…危ない場面もあるものの、四対一にも関わらずヒロインが腕の擦り傷一つで圧勝するという、いわゆる勧善懲悪の時代劇的な色が濃く出ていました。

その分、殺陣も見ていて爽快感が♪

しかし殺陣の間合いが遠い!
これまでそう感じる殺陣はあまりなかったのですが、今回特に間合いに意識が行ったのは、やはり女性が長刀を振り回していたからでしょうか。

終始スピーディーな打ち合いで、鍔迫り合いなんかが少なかったことも一因にあるかもしれないですね。

北川景子が三人の刺客に同時に斬りかかられて、全員を斬り伏せるのはなかなか圧巻でした。


そんなワケで、東北弁ではなく標準語ではありましたが(←そこか!?笑)、お腹一杯にしていただいた導花線でした( ̄▽ ̄)ゲフゥ

ビバ!女性達人です。