あの夜が明けた朝。

アルスとシロンは
再び城へと向かうため、
帽子屋たちにお別れを言います。

「世話になったな、
助かったよ。」

シロンは帽子屋に言います。

「もう行っちゃうの〜?」

ミツキは耳を垂れ下げて
悲しみました。