「あ…ありがとう…。」 さりげなく自分の事を 気に掛けてくれていた シロンの優しさに、 アルスは嬉しい様な、 むずがゆい様な 不思議な気持ちで いっぱいになりました。 「今日は此処に泊まるからな。 明日からペース上げてくから、 今日はしっかり休んどけ。 この部屋、使って良いから。」 そう言うとシロンは 部屋から出ていきました。