「こーなったら、」 シロンはアルスを 見ます。 「えっ?!まっ、まさか 俺の事喰う気かっ?!」 アルスは、ばっと 身構えます。 「食わねぇよ。ただし、 ちょっと実験に 付き合ってもらうがな」 「実験…?」 いつもなら 答えてくれるはずの シロンは アルスの言葉に 返事をすることも無く、 突然アルスの顔を 下から強引に掴むと、 アルスの唇に 自分の唇をあわせます。