「安心しなってー、
ちゃんと受け止めて
やるからさー」

シロンは両手を
広げて言いました。

「…わかったよ」


アルスは数歩、
うしろに下がります。

「ちょっ!お前まさか…!!」


シロンの予想は
大当たり。

止めようにも
もう遅く、

アルスは助走つけて
勢い良く降ってきたのでした。