「どうした?」 シロンは明らかに 様子がおかしいアルスに 尋ねました。 「べっ、別に!!」 アルスはシロンから 顔を背けました。 「…ほら、朝メシ」 シロンはアルスの前に 回り込むと、アルスに 林檎をひとつ渡して アルスのとなりに座り、 林檎をひとかじりしました。