「…死ぬのか?」 アルスは率直な疑問を 口にします。 「なんだ?心配してんのか?」 「いいから。どうなんだよ?」 真剣なアルスの表情。 それを見たシロンは 笑うのを止めると こう答えました。 「死なねーよ。ただ、 自由な時間がぽっかり 無くなるだけだ。」 その言葉にアルスは 得体の知れないものを 感じました。